株式会社神奈川商会は、丸島勝昭前社長が昭和45年川崎市幸区に設立いたしました。
創業当時は、主に撥水材を中心に営業しており、ウレタン防水はまだまだ認知度が低く、見向きもされない時代でした。大和高分子工業株式会社(現、株式会社ダイフレックス)が協同組合を結成し、全国的に営業をスタート、現在では基本の工法となっている「脱気絶縁複合防水工法(のちのX-1工法)」や「外壁防水工法」などのさまざまな工法がラインナップされていきました。
組合に加盟している会社の営業マンは、当時PRのため大きなビデオデッキをぶら下げて、ウレタン防水認知度アップのため、役所、設計事務所、工場の施設課等を懸命にまわりました。また製品としてまだまだ未熟でしたので、現場での試験施工や失敗も経験し、メーカーへのフィードバックを行いながら、製品の品質の向上にも寄与してまいりました。
丸島前社長はダイフレックス防水工事業協同組合の第3代理事長を務め、神奈川商会は全社をあげてウレタン防水の普及に尽力してきました。
現代表取締役社長の加藤良三は、昭和30年に川崎で生まれ育ち、昭和59年に入社後、工事部に配属されました。翌年、営業部に移籍しウレタン防水の可能性を広めるべく、川崎市、神奈川県、県警本部などあらゆるところへ売り込みにいき、受注を獲得、さまざまな防水工事の現場を経験させていただきました。 “この現場は、私たちがやった現場だと自慢できる工事をすること”を信条に、多くの現場を施工し、経験することによって、会社も成長することができました。
今後も川崎市、神奈川県におけるウレタン防水工事のエキスパートとして、最先端の技術を常に取り入れながら品質管理や環境対策を怠らず、建物改修工事を通じて地元地域へ貢献してまいります
代表取締役社長 藤森 政幸